ケール青汁の効果・効能
ケールは、栄養価が非常に高く、『野菜の王様』と呼ばれています。アブラナ科の野菜で、別名「葉キャベツ」とも呼ばれています。キャベツやブロッコリー、白菜、小松菜、チンゲン菜などの原種がケールなのです。ケールから品種改良されてそれぞれの野菜になったのです。
原産地は南ヨーロッパの地中海沿岸です。紀元前のギリシャやローマで栽培が始まり、古代ギリシャ時代からの歴史のある野菜なんです。日本では生のケールを八百屋で見かけることはほとんどありませんが、ヨーロッパやアメリカなどでは一般的に食卓でも目にするポピュラーな野菜です。
ケールの主な成分
β-カロテン、ルテイン、ビタミンC・E などのビタミン群、食物繊維、カルシウム、メラトニン、マグネシウム、クロロフィル、葉酸、カリウム、鉄、リブロース-1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(ルビスコ)など含まれます。50種類以上の成分を持ち、『緑黄色野菜の王様』スーパーフードと呼ばれる由縁です。
ケールの効果・効能
- 美肌効果(ビタミンEによる)
- 生活習慣病予防(ビタミン群による)
- 便秘改善(食物繊維による)
- コレステロールを下げる(ビタミンC・食物繊維による)
- 血糖値を改善(食物繊維による)
- 不眠症対策(メラトニンによる)
- 疲労やストレス改善(ビタミンCによる)
- 眼精疲労改善・目の健康(カロテン・ルテインによる)
- 骨を丈夫にする、骨粗しょう症予防(カルシウムによる)
- 免疫力アップ(リブロース-1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(ルビスコ)による)
- アンチエイジング効果(β-カロテン、ビタミンEによる)
ケール青汁を控えた方がよい人
鉄分のサプリメントを摂取している人
ケールは、鉄分を豊富に含みます。鉄分は、細胞を活性化させるために必要な成分で、貧血予防に効果的です。特に女性には摂取していただきたいです。鉄分の重要性を認識している方で、すでに鉄分補給のサプリメントを取っている方は注意が必要です。鉄分の過剰摂取は胃腸障害を引き起こし、吐き気、下痢、嘔吐、動脈硬化、血色素症、肝臓障害などになる可能性があるので、鉄のサプリメントとの併用は避けましょう。
ワーファリン(ワルファリン)を飲んでいる人
ケールは、ビタミンKを豊富に含みます。脳梗塞や心筋梗塞の予防に 医者から『ワーファリン』を処方されている方は、ケール青汁を避けた方が良いです。ワーファリンの血をサラサラにする効能をビタミンKが弱めてしまうからです。
人工透析を受けている人
腎臓の機能が悪くて、人工透析を受けている人もケール青汁は注意してください。ケールには、カリウムもたくさん含まれるので腎機能が落ちている方は、体内にカリウムが蓄積されます。自己判断せず、かかりつけの医師にしっかり相談することを強くお勧めします。