食べ過ぎ、便秘の時の助っ人、フェンネル青汁のレシピ
フェンネルは、古代エジプト時代の墓から見つかった医学書のパピルスにも記されていたハーブで、「フェンネルがあるのに摘まないのは愚かだ」と言われるくらい多くの効能を持っています。
その種子で入れるフェンネル茶は、甘みがあるスパイシーでカレーのような香りで、さっぱりとした味がします。町内にたまったガスを取り除いたり、食べ過ぎた時には消化を助ける働きをします。フェンネルには発汗作用があり、身体の新陳代謝を活発化させ、痩せやすい身体をつくります。さらに、身体の中にある余分な水分を排泄する作用もあるため、ダイエットを意識する方には昔から注目され続けてきたハーブでもあります。食欲をおさえる働きもあるので、古代ローマの女性たちはダイエットの特効薬として愛用していたそうです。
眼精疲労を軽減したり、授乳中の母親が飲むと母乳の分泌を促したり、乳児の疝痛を沈めたりします。青汁はビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な上に、授乳中にも積極的に摂りたい「葉酸」もしっかりと含まれているので、このフェンネルと青汁を加えたフェンネル青汁は、授乳中のお母さんにもおすすめです。
食べ過ぎ・ダイエットの味方、フェンネル青汁のレシピ
フェンネル青汁(1杯分)の材料
フェンネル(種子) ティースプーン1杯
お湯 200ml
青汁 1杯分
フェンネル青汁のレシピ
①フェンネル茶を作る
フェンネルの種子をティースプーン1杯 ハーブティーカップに入れる。
お湯200mlを注ぎ、ふたをして5分程度蒸らす。
②フェンネル茶にお気に入りの青汁を加える
お気に入りの青汁(1杯分)を入れてよくかき混ぜれば、完成。
お味は?
スパイシーな香りのフェンネル茶ですが、味はスパイシーではありません。少し甘みがあり、さっぱりしています。青汁と組み合わせると青汁単体と比べると甘みが加わります。ほかのハーブ青汁とはちょっと感じが違います。個人的には少し苦手ですが、フェンネルの効果を考えると女性には試してみてほしいですね。しかし、取りすぎは厳禁。体調を見ながら、上手にフェンネル青汁を飲んでくださいね。