二日酔い予防にこれ!滋養強壮にマルベリー青汁のレシピ
マルベリーとは、桑のことです。
桑の実を食べたことがある方も多いと思います。
東洋、中国では漢方に用いる生薬として古くから用いられており、約1800年前の薬物書「神農本草経」にも桑の薬効についての記載が見られます。滋養強壮や咳止めとして主に用いられていたようです。中国や日本では厄除けとしての使用もされており、桑の弓で蓬の矢を射る儀礼(神事)も行われていました。
日本でもクワは古くから木材・生薬・養蚕(カイコの餌)として用いられてきました。近年桑畑は減少傾向にありますが、クワの実が郷愁を呼ぶ果物として注目される一面もあるようです。
血糖値降下、血圧降下、利尿、解熱、消炎、鎮咳、強肝 などの効果があり、ダイエット・美容にも役立ちます。水溶性食物繊維も豊富なので、腸内で水分を奪われすぎて硬くなってしまった便を柔らかい状態にして排便を促すほか、腸内に存在するビフィズス菌などの働きを活性化してくれます。そうすることで、腸内環境が整い便秘の改善につながります。
マルベリー茶に含まれるフラボノイドは、ポリフェノールの一種で肝機能を高める効能が期待できます。さらに、カリウムをはじめとする豊富な栄養素が体全体の調子を整えるので、胃のもたれや二日酔いのむかつきを予防します。
マルベリー茶はダイエットにも非常に効果的です。糖質の吸収・血糖値の上昇を抑える効果を期待する場合は食事の20~30分前に飲むのがベストです。食事よりも少し早めに摂取することで体内に糖が吸収されるのを予防し、食事で入ったきた糖をブロックしてくれます。
食前の摂取が出来なかった場合は食事と一緒に飲んでもある程度の働きは期待できるようです。
マルベリー茶と青汁を組み合わせると、肝機能や腸内環境を良い状態にしたうえで青汁の栄養をより効果的に吸収しやすくなるでしょう。
ダイエット・美容にもいい、マルベリー青汁(桑青汁)のレシピ
マルベリー青汁(桑青汁)(1杯分)の材料
マルベリーリーフ ティースプーン1杯
お湯 200ml
青汁 スティック1本(1杯分)
マルベリー青汁(桑青汁)(1杯分)の作り方
①マルベリー茶(桑茶)を作る
マルベリーリーフ(桑の葉)をティースプーン1杯入れます。
お湯を200ml注ぎ、5分蒸らします。
②青汁にマルベリー茶を入れて、よくかき混ぜれば、完成。
お気に入りの青汁をコップに入れます。
お湯200mlを注いで、よく混ぜれば完成です。
お味は?
マルベリー茶は、草のような香りがしますが青汁と混ぜるとそんなにマルベリーの香りはしません。青汁特有のクセも少し和らぎますので、飲みやすいです。ダイエット効果や二日酔い予防にお役立てください。